Outlookの環境移行

一年ほど前にサポートが終了したLiveMail 2012(Windows Essential 2012)ですが、その時点でOutlookに移行された方、未だLiveMailをお使いの方、様々おみえだと思います。今日は、Outlookの環境移行方法についてまとめたいと思います。

LiveMailの場合には、アカウント設定をエクスポート・インポートすることができました。アドレス帳はCSV形式でエクスポート・インポートできましたし、メールそのものは保存されているフォルダさえ把握できれば、フォルダごと新しい環境の同じ場所にコピーするだけで移行できました。

では、Outlookの場合はどうでしょうか。
メールそのものとアドレス帳は、Outlookの場合には、PSTファイルという独自形式でアカウント毎に1ファイル構成になっています。保存先は特に変更していなければマイドキュメント内の「Outlook ファイル」というフォルダ内に保存されています。

しかし、Outlookにはアカウント設定をエクスポート・インポートする機能を持ち合わせていません。特に、Outlook 2016になってからは、初回起動時に強制的にアカウント追加する仕様に変更されたため、既存ユーザーにとっては色々と手間がかかることになっています。

また、先ほどのPSTファイルを新しい環境の同じ場所にコピーするだけでは認識されませんので、通常であればアカウントを追加した後にPSTファイルをアカウント毎にインポートするすることが必要です。

この手順を簡略化する方法がございます。ただし、移行前のPCが起動できる状態であることが前提です。移行前のPCから取り外したHDDユニットからの移行は、PSTファイルのみであれば可能ですが、アカウント設定はレジストリに書き込まれているので取り出すことができません。

まず、移行前のPCからOutlookのアカウント設定を取り出します。
これは、Outlookのバージョンによって違いがあります。

Outlook 2010

Outlook 2013

Outlook 2016

上記の記述を、コマンドプロンプトを起動して、貼り付け、実行します。実行する際に確認画面が表示されるかもしれませんが続行して下さい。
すると、Cドライブの直下に「OutlookAccount.reg」というファイルができあがるはずです。

このファイルとマイドキュメント内にある「Outlook ファイル」フォルダをUSBメモリなどにコピーします。

新しいPCでは、コピーしたregファイルと「Outlook ファイル」フォルダをマイドキュメント内にコピーします。コピー後、regファイルをダブルクリックで実行します。確認画面が出ますが続行します。

これで移行は完了です。
Outlookを起動してみて下さい。

PCが故障したときなどのために、事前にアカウント設定ファイルの作成だけでも実行しておくと、HDDユニットのみになった場合でも復帰ができると思います。

(I)

【追伸】
2/13に投稿した時点で、Outlook 2010の場合のコマンドの記載内容に誤りがございました。お詫びして訂正致します。2/14 11:15に正しい情報に訂正させていただきました。

【PR】iPad-PC リモートシステム

当システムは、出先で社内PCのファイルを確認したい時や、販売管理システムを使って価格を調べたいときなどに大変重宝する、iPadを使ったPCリモートシステムです。